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養殖業の新たな道開く
最先端のゲノム編集技術視察
京都市で党農水活性化調査会
梅川社長(左端)からゲノム編集技術の現状を聞く党調査会=14日 京都市
公明党の農林水産業活性化調査会(会長=稲津久衆院議員)は14日、京都市内で、“次世代水産養殖システム”の構築を進めている「リージョナルフィッシュ」(京都市)の梅川忠典代表取締役社長らの案内でゲノム編集技術を視察した。輿水恵一、鰐淵洋子、平林晃の各衆院議員、横山信一、塩田博昭の両参院議員が参加した。
同社は、世界で初めてゲノム編集技術を活用し食料品の商品化に成功。従来は約30年かかる魚の品種改良が、狙った遺伝子をピンポイントに書き換えるゲノム編集技術により約2年に短縮し新たな養殖業の道を開いた。
同調査会は「ゲノム編集技術の進展を後押ししたい」と語っていた。