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平和構築へ対話リード
山口代表、大衆の声から政策実現
党沖縄県本部大会
公明党の山口那津男代表は6日夜、沖縄県浦添市で開かれた党沖縄県本部大会に出席し、「沖縄に『公明党ここにあり』の姿を示していきたい」と訴え、同県本部の新出発に対して決意を述べた。党沖縄方面副本部長の金城泰邦衆院議員、河野義博、窪田哲也の両参院議員も参加した。
山口代表は、沖縄出身者が世界各国で活躍しながら交流を続ける絆の強さに言及し、「世界が混乱する中で、万国津梁(世界の懸け橋)のネットワークを生かし、沖縄が対話による平和構築の先頭に立っていくことを期待している」と語った。
一方、政府が取りまとめた総合経済対策に、公明党の主張で電気代、ガス代の負担軽減や妊娠期から0~2歳の子育て支援策の拡充などが反映された経緯を述べ、「今後も、大衆の声を敏感にキャッチしながら政策を実現していく」と強調した。
新任あいさつに立った上原章県代表(県議)は「立党の原点、精神、歴史を胸に刻み、議員全員が『地域の柱』となり、強靱な沖縄県本部を構築していく」と力説。また、糸数昌洋県幹事長(那覇市議)は、2024年の結党60年をめざし、県本部が取り組む活動方針などを発表した。