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2022年10月31日

地域のため走り続ける

高速道、のり面の雑木除去に尽力
兵庫・佐用町でOB議員

雑木が伐採された現場を視察する井上さん(左)と大内町議

兵庫県佐用町を東西に走る高速道路「中国縦貫自動車道」の一部区間で、盛り土部分の、のり面に植栽されている樹木や雑草が除去され、地域住民から喜ばれている。背景には、生涯「大衆とともに」の立党精神を貫くOB議員の存在があった。

同町は県南西部の山あいに位置する自然豊かな地域で、同高速道路の沿道には多くの田畑が広がる。一方、近年はイノシシやシカなどの野生鳥獣が雑木の生い茂るのり面をすみかにし、農作物を食い荒らす被害が多発。加えて、付近は通学路でもあることから、住民から早期改善を求める声が上がっていた。

2014年まで公明党の佐用町議を4期務めた井上洋文さんが19年12月、地元自治会の会長として、地域住民と共にのり面を管理する西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)に要望書を提出。翌年春には、国土交通相を務めていた赤羽一嘉衆院議員事務所に相談するなど、問題解決へ奔走してきた。

その結果、NEXCOと地元自治会との間で協議が重ねられ、20年度から5年間をかけて、町中央部にある佐用インターチェンジから上月パーキングエリアまでの約6キロの区間を中心に、順次、雑木の伐採が進められることに。本年度中に約半分の区間で完了する見通しだ。

このほど、今年4月に初当選した大内将広町議と共に現地を訪れた井上さん。「立場は変わっても、地域の皆さんの暮らしが良くなるように走り続けたい」と話していた。

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