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県内初 選挙手帳を配布
住民の投票率向上をめざす
埼玉・寄居町
担当者から話を聞く鈴木町議(右)
住民の投票率向上をめざして、埼玉県寄居町では3月から、投票した選挙を記録する選挙手帳を町内の有権者に配布している。県内初の取り組みで、4月の統一地方選から利用できる。推進した公明党の鈴木えいこ町議(町議選予定候補)が担当者に話を聞いた。
同手帳はB6判で、記録できる選挙の回数は50回。これまで発行していた投票済証明書の代わりに、手帳にスタンプを押印する。また、選挙の種類や流れなど、基礎知識が図解で紹介されている。
町選挙管理委員会の朝比奈秀敏主査は「選挙手帳をきっかけに投票率の向上をめざしたい」と語る。鈴木町議は2017年12月の定例会で投票率向上の対策として選挙手帳の配布を訴えていた。