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肥料高対策、継続を
輸入先の多元化など進める
JAの全国大会で稲津氏
公明党農林水産業活性化調査会の稲津久会長(衆院議員)は14日、全国農業協同組合中央会(JA全中、中家徹代表理事会長)などが都内で開催した「基本農政確立全国大会」であいさつし、肥料・飼料など生産資材の価格高騰対策に全力を注いでいくと力説した。
稲津氏は「これまで、今年度予算の予備費を活用して、肥料・飼料や燃油価格の高騰対策を講じてきた」と述べた上で、補塡金などの交付を継続していく必要性を強調。肥料については、国産化を進めるとともに、輸入先の多元化や備蓄体制の強化を図っていくと語った。
酪農支援では、入国規制の緩和によるインバウンド(訪日外国人客)の需要拡大を見据え、「牛乳や乳製品の消費拡大をしっかり後押ししていかなければならない」と訴えた。