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丘珠空港の機能強化を
滑走路の延伸など後押し
札幌市で石井幹事長
滑走路の延伸案などについて説明を受ける石井幹事長ら=8日 札幌市
公明党の石井啓一幹事長は8日、札幌市の丘珠空港を視察し、空港機能の強化に向けた計画について、吉岡亨副市長らと意見交換した。稲津久、佐藤英道の両衆院議員のほか、北海道議、市議が同行した。
同空港は市中心部から約6キロに位置し、主に道内都市を結ぶ路線が就航。現在は滑走路が1500メートルのため、今後の路線拡充や、医師や看護師が同乗して地方から患者を専門病院へと搬送する「メディカルウイング」を有効に運用する面からも、滑走路の延伸などが検討課題となっている。
視察の中で吉岡副市長らは、市として滑走路や駐機場の拡張などを行う計画を取りまとめていることなどを説明。これに対し石井幹事長は、「地域活性化や医療体制の強化につながる。しっかり支援していきたい」と語った。