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2018年5月15日

コラム「北斗七星」

今日は沖縄復帰記念日。沖縄で浮かぶ本の一冊が『沖縄オバァ烈伝 オバァのあっぱれ人生指南』(比嘉淳子&沖縄オバァ研究会編、双葉社)。著者の友人一族の出産にまつわる話を覚えている◆ある家の嫁の出産時。祝おうと親族一同が病院に集まる。しかし「障がいを持つ小さな赤ちゃん」が生まれ、皆押し黙ってしまう。そこへ、ひ孫の誕生だ、と90歳過ぎのオバァが杖をつきつつ駆け付けてくる◆静まり返っている一同を見てオバァが怒鳴りつける。「ぬーが ぬうんち 黙いんなぁー(なんでそんなして黙りこんでいるのか)! すーじ(祝い)やるよー!!」◆そして言う。「天からぬ恵み 生まれて 徳ぬあん(天からの恵みが生まれて徳があるんだよ)。家ぬ まとぅい役に生まれてきたんだよー(この子は家のまとめ役として生まれてきたんだよ)」◆続けてオバァは「天から見て誰と違いがあるねぇ。みんな同じ。口がひとつ、指が五本なんていうことは誰が決めたねぇ。天から見たら、みんな同じだよー」と皆を諭し、「見てごらん。赤ん坊が万歳してるよー」と◆「誰も自分のことを『生まれて万歳』って言ってくれないから、この子は自分でしているさぁー」と、両手を挙げ万歳するオバァ。沖縄のオバァのぬくもりが何ともいえない。(六)

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