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小さな声聴く力 示そう
国会論戦、統一地方選の追い風に
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は5日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、同日の衆院代表質問から本格的な国会論戦がスタートすることから、論戦の場で「公明党の生活現場の声、小さな声を受け止める力、ネットワークを生かした政策実現力を示して、来年の統一地方選へ追い風を送っていこう」と呼び掛けた。
山口代表は、6日の衆院本会議で石井啓一幹事長、7日の参院本会議で自身が行う代表質問について「生活者、現場の声を受け止め、国民が一番不安に思い、困っている課題をしっかりと提起し、国民に安心感と展望を示していく」と強調。社会保障制度のあり方や子育て支援の充実、頻発化・激甚化する災害への対応などで議論を深めていきたいと語った。
その上で「代表質問でのやりとりを次の(衆参両院の)予算委員会につなげ、具体化させていきたい。地方では、国の予算や制度を受け、地域に応じた取り組みを進めていく。この一連の展望の中で論戦をスタートしたい」と述べた。
統一地方選 第4次公認を決定
4議会(6選挙区)で6人
公明党は5日午前、東京都新宿区の党本部で中央幹事会を開き、来年春に行われる統一地方選挙の予定候補として、第4次公認6人(現職5人、新人1人)を決定した。
第4次公認の内訳は、県議会で3議会5選挙区5人(現職4人、新人1人)、政令市議会で1議会1選挙区1人(現職)。
(年齢は掲載日現在。定数は今後、改定される場合もあります)
■県議会
■秋田県
【秋田市=定数12】
松田豊臣 64 現
■山形県
【山形市=定数9】
菊池文昭 58 現
■群馬県
【前橋市=定数8】
水野俊雄 50 現
【高崎市=定数9】
清水大樹 41 新
【太田市=定数5】
薬丸潔 44 現
■政令市議会
■大阪市
【城東区=定数5】
明石直樹 65 現