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2022年10月5日

コラム「北斗七星」

北海道東部の太平洋沿岸で赤潮が発生し、国内最悪の漁業被害をもたらして丸一年が過ぎた。豊かな“北の海”に与えた打撃は大きく、浜が活気を取り戻すまでは長い道のりとなりそうだ◆漁の最盛期を迎えていた秋サケ約2万8000匹、高級食材の代名詞でもあるウニ2800トンなどが大量死した昨年秋。その被害総額は82億円に迫った。今年は、今のところ赤潮の発生はなく、秋サケは一昨年並みの水揚げに。しかし、ウニはそうもいかない◆公明党の尽力などもあり、ほぼ壊滅した漁場には国の補助を受けて稚ウニを放流。ただし、順調に成育したとしても出荷できる大きさになるまで3年以上かかる。この間の収入が見込めないことから、廃業したり魚種転換を迫られる漁業者も◆水産加工業への影響も深刻。「ふるさと納税」の返礼品として“わがまち”のイメージアップに貢献するウニだが、原料の確保が難しく提供できない状況もある◆道は、2025年度末までに赤潮発生前の漁業生産へと回復させることを目標に、ロードマップを策定した。地域の基幹産業を支え、これまで築き上げてきた“北海道ブランド”を守る。国を含めた息の長い支援が求められている。(武)

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