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2022年10月4日

コラム「北斗七星」

耳の聞こえない人たちの国際スポーツ大会である「デフリンピック」が2025年に日本で初めて、東京で開催されることが決まった。この大会を機に、デフリンピック、そして耳の聞こえない、ろう者への理解が社会に広がることが期待される◆最近、映画やテレビドラマでも、ろう者の俳優の活躍を目にする機会が増えた。政見放送や記者会見などでの手話通訳もすっかり定着した感がある◆しかし、耳が聞こえる健聴者である自分は、ろう者の思い、置かれている状況をどれだけ知っているのか。日常生活で、ろうの人たちと接したり、会話をする機会が少ないことに気付かされた◆たとえば手話は、ろう者にとって重要なコミュニケーション手段だが、ろう学校では長年、手話の使用が禁じられてきたという。唇の動きで言葉を読み取り、声に出せるようにする「口話法」のみが取り入れられてきたからだ。手話を使うことが認められるようになったのは、最近のことだ◆手話は一つの言語であり、多くのろう者にとって母語にあたる。長年、ろう者によって作り上げられてきた手話、そして手話で形成された「ろう文化」について、もっと認識を深める必要があると痛感した。(千)

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