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公明が地域の安心築く
激戦区の勝利 断じて
山口代表ら訴え
統一地方選前半戦の道府県・政令市議選は7日(日)の投票まで、あと3日に迫った。公明党の候補者は渾身の遊説を展開するが、全国各地の激戦区は混戦を抜け出せないまま、終盤の戦いに突入した。公明党の山口那津男代表らは3日も、公明候補の全員当選をめざして街頭演説会などに駆け付け、あと1票、もう1票の拡大を呼び掛けた。
福岡県議選の新開まさひこ候補(福岡市早良区)(右)の逆転勝利を訴える山口代表=福岡市
山口代表は、福岡市内で、福岡県議選・福岡市早良区(定数3)の新開まさひこ候補と街頭に立った。自公連立政権について、ある県知事が車に例え、「自民党が車体とエンジンであり、公明党はアクセルとブレーキ、ハンドルだ。だからこそ車は真っ直ぐ走行できる」と語ったことに触れ、「公明党が政権にいることで、政治の安定をつくり出す力になっている」と強調した。
また、公明党の果たす役割について、現場の声から防災・減災対策を推進し、安全・安心の地域づくりを支えていると指摘し、「具体的な実績を持つ公明党がいるから、地域の政策を進めていける」と力説。「新開候補の逆転勝利へ、どうか押し上げてください」と述べ、圧倒的な支援を呼び掛けた。
新開候補は、住民の声から実現した救急医療電話相談「#7119」などの実績を紹介し「何が何でも勝ち抜く」と力の限り訴えた。
大阪市議選の小山みつあき候補(大正区)(左)の必勝を訴える井上副代表=大阪市
井上義久副代表は、当落線上で大接戦となっている、大阪市議選・大正区(定数2)の小山みつあき候補の街頭演説会に駆け付け、「極めて厳しい。何としても勝たせていただきたい」と訴えた。
井上副代表は小山候補が大正区で生まれ育ち、PTA会長や地域の防災リーダーを務めてきたことを紹介。その上で「地域のことをよく理解し課題を解決できる、実現力を持つ人を選んでほしい」と力説した。
小山候補は、相次ぐ災害に触れ「防災士としての強みや公明党のネットワークを生かし、防災・減災を推し進める」と決意を述べた。
横浜市議選の仁田まさとし候補(南区)(右)の激戦突破へ力強い支援を訴える古屋副代表=横浜市
古屋範子副代表は横浜市議選・南区(定数4)の仁田まさとし候補の応援に駆け付け、逆転勝利を訴えた。
古屋副代表は、公明党が防災・減災対策に取り組んできた実績を列挙し、「大事なのは地域を知る地方議員だ。公明党は地方議員と国会議員の連携で実績を築く」と強調。「防災士であり、誰よりも地域を知る仁田候補を何としても勝たせてほしい」と力説した。
仁田候補は、防災・減災の担い手育成に取り組んできた実績を語り、「皆さんのために働かせてください」と決意を訴えた。