公明党トップ / ニュース / p259039

ニュース

2022年9月29日

コラム「北斗七星」

「財産をなくしたら、また働けばよい。名誉を失えば、その名誉を挽回すれば世の人は見直してくれるであろう。しかし、勇気を失えば、この世に生まれてこなかったほうがよかったであろう」(ゲーテ)◆山崎豊子は『沈まぬ太陽』(新潮文庫)で航空会社の暗部をえぐった。この作品に関する文章で「勇気のいる仕事」だったと振り返り、冒頭の言葉を引いた。「作家として、書くべきことを書く勇気を失うことは死を意味する」と記した◆小説の題名には「どんな逆境にあっても、明日を信じて生きる心の中の“沈まぬ太陽”を持ち続けていかねばならない」との意味が込められている。随筆集『作家の使命 私の戦後』(同)にあった◆『大地の子』(文春文庫)では、逆境からはい上がる中国残留孤児を描いた。山崎は、帰国した孤児の子孫に奨学金を支給する財団を設立。出身地である大阪府内の高校生らに給付されている。9年前の今日、山崎は亡くなった◆50年前の今日は、日本、中国の両首相が共同声明に署名し、国交が回復した日だ。公明党創立者の勇気ある正常化提言が道を開き、党が両国間を橋渡しした。公明党は日中関係の明日を開くため引き続き努力する。(直)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア