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コラム「北斗七星」
草創からの党員だった祖父が晩年まで大切にしていたのが、公明党のマークが入った古びたヘルメットだ。「近所で何かあれば、これをかぶって飛んでいった。議員よりも早く現場に着いたこともあったなぁ」。公明党の一員としての誇りを胸に奮闘した日々をうれしそうに語る姿に、子ども心に感動した記憶がある◆毎週のように台風が列島を襲う現在も、議員と連携しながら、被災した住民を励まし、支える党員や支持者がいる。党創立者によって60年前に示された「大衆とともに」の立党精神に呼応して、立ち上がってくださる一人一人の存在こそ、党が力を発揮できる源泉だ◆“夜回り先生”の水谷修氏が公明党に深い信頼を寄せるのも、地域で議員と手を携える党員、支持者がいるからだ。「日本を一つの体に例えるならば、公明党の地方議員は体中に張り巡らされた“血管”であり、党員や支持者は“毛細血管”だ。この貴重な存在があるからこそ、全国に“血を通わせ”て、弱い立場の人を守ることができる」と◆あすは党全国大会。党所属議員の多くが改選となる来年春の統一地方選への出陣だ。決意も新たに「私が公明党!」と胸を張り、地域に信頼を広げていきたい。(芯)