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深刻な浸水被害
党対策本部、宮崎で調査
公明党「令和4年台風14号」災害対策本部の大口善徳本部長(衆院議員)は23日、甚大な被害を受けた宮崎県都城市と同県三股町を訪れ、被害状況を調査するとともに、被災住民を見舞った。
これには、同事務局長の塩田博昭参院議員、副本部長の窪田哲也参院議員のほか、重松幸次郎県議、地元議員が同行した。
■災害廃棄物の撤去が急務
大口本部長らは、内水氾濫によって約250戸が床上・床下浸水した都城市下川東で、災害廃棄物の集積所や被災家屋などを視察。
案内した市担当者は、発災後の現状について「3日間で約55トンの廃棄物が持ち込まれている」と話す一方、「室内の消毒作業や廃棄物の撤去、災害ボランティアの受け入れなどが急がれる」と実情を訴えた。
その後、一行は、炎天下の中、自宅の清掃作業に汗を流す住民と懇談。「部屋中に汚水の臭いが充満し、これから生活できるのか不安」「風呂やトイレが使えず不便」「ショックで学校に行けない子どももいる」などの切実な声が寄せられた。
続いて、大規模な土砂崩れが発生した三股町長田の崩落現場を視察した大口本部長は、「被災現場の大変な状況をしっかりと国に届け、復旧・復興に向けて全力で取り組んでいく」と語った。