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多様な個性輝く時代に
山口代表 国民への広い浸透を期待
新元号「令和」決定を受けて
公明党の山口那津男代表は1日午後、国会内で記者団に対し、政府が新たな元号を「令和」と決めたことを受け、大要、次のような見解を述べた。
一、大変、奥行きのある素晴らしい元号になった。1カ月の期間を経て、国民の皆さんに広く浸透してなじんで、令和の時代を迎えたい。国民には平成の時代の平和が長く続くような新しい元号への期待が大きかった。令和の「和」の字は「平和」と国民の「融和」を象徴する大変良い文字だと思っている。
一、典拠の万葉集は、国民に広く親しまれた古典であり、日本人の心の原点とも言える歌集だ。貴人ばかりでなく防人や一般の方々の歌も広く盛り込まれていることから、国民が等しく、それぞれの個性を輝かせていく時代にしたいとの意味が込められた。出典となった万葉集の序文には、自然に関する言葉が使われている。令和には厳しい災害に耐えられる時代をつくっていくとの決意も込めたい。
一、(新元号の発表について)菅義偉官房長官が発表した直後、安倍晋三首相から電話で連絡をもらった。私からは「良い元号になったと思います」と伝えた。