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全世帯に防災ガイド
戸別配布、希望者に外国語版
東京・八王子市
東京都八王子市は、災害への備えの重要性を啓発するため、地域特性を踏まえた総合防災ガイドブックを作成。3月16日から、市内全世帯に順次、戸別配布している。
ガイドブックはA4判48ページのフルカラー。各種災害の発災時の行動や、事前の備えに必要な情報を掲載している。都議会公明党の推進で都が作成した防災ブック「東京くらし防災」などと併せて、より深く防災対策が学べる内容になっている。
さらに、市内全域の土砂災害および洪水のハザードマップのほか、災害時の避難所、給水ステーションなども掲載している。
配布予定数は約27万6000部。市のホームページでも確認できる。外国人向けに、英語、中国語、韓国語版も作成し、希望者に配布する。
防災対策の一層の充実へ、市議会公明党(おぎた米蔵幹事長=市議選予定候補)は、総合防災ガイドブックの作成を一貫して推進。ごま浩議員(同)は、2008年6月の定例会で同ガイドブックの作成を提案して以来、何度も議会で取り上げ、早期作成を訴えてきた。