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2022年8月31日

子どもの学び 応援

ひとり親家庭、生活困窮世帯 
学習支援教室、週2回に拡充 
埼玉・上尾市

学習支援教室を視察する前島市議(左端)

埼玉県上尾市は、ひとり親家庭や生活困窮世帯の子どもへの学習支援を充実させようと、これまで週1回だった学習支援教室を、本年度から週2回に拡充している。

対象は、ひとり親家庭の子どもが小学5年生から中学3年生まで、生活困窮家庭の子どもが小学5年生から高校3年生まで。これまで192人が登録し、実際に教室に通っている児童生徒は92人に上る。受講料は無料。

利用時間は1回当たり120分までで、国語、社会、数学(算数)、理科、英語の中から希望する教科を選択する。児童生徒は学校の教科書やワークブックなどを持参し、学習支援員から分からない問題などを教わることができる。

参加する生徒の一人は「学校から難しい宿題が出ることもあって、今までの週1回では仕上げるのが大変だった。2回に増えて勉強がとてもはかどっている」と喜んでいた。

学習支援教室の拡充は、公明党の前島るり市議が推進。昨年3月、教室を運営するNPO法人が、週2回の開催を求める請願書を市議会に提出した際に前島市議が紹介議員になったほか、同月の定例会でも必要な児童生徒が学習支援教室に複数回参加できるよう重ねて訴えていた。

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