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信頼回復へ全力尽くす
熊野氏のセクハラ報道 党内の綱紀粛正を徹底
国民に心からおわび 「口封じ」は事実無根
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は8日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、熊野正士参院議員のセクハラ行為を巡る週刊誌報道について陳謝した上で、信頼回復に全力を尽くす考えを示した。山口代表の発言は大要、次の通り。
一、党としてコメントを発信した。8日付公明新聞にも掲載している。改めて党員、支持者をはじめ、国民の皆さまに多大な心配をお掛けしていることを心から反省し、おわびを申し上げる。
一、報道が事実とすれば、公明議員として言語道断であり、あるまじき行為だ。本人はもとより、われわれ議員は猛省し、綱紀粛正を徹底していきたい。議員一人一人が公明議員としてのあるべき規律を胸に刻み、党員、支持者、国民の皆さまの信頼確保に全力を挙げたい。
一、(熊野参院議員のセクハラ行為を党幹部が「口封じ」していたとの報道について)特にLINEのやり取りなどセクハラ行為を口止めした、隠蔽したとの報道があるが、全くの事実無根だ。断固、抗議したい。
一、党の未曽有の危機に対して、団結して乗り越えていきたい。立党精神を胸に大衆とともに戦う、大衆のために戦う姿勢を改めて示していこう。
■北側副代表も陳謝
公明党の北側一雄中央幹事会会長(副代表)は8日、東京都新宿区の党本部で記者会見し、熊野氏のセクハラを巡る週刊誌報道について、「多くの党員、支持者の皆さま、国民の皆さまが大変な心配、不信を抱いてしまったことに心からおわび申し上げたい」と陳謝した。