公明党トップ / ニュース / p255249

ニュース

2022年2月26日

免許更新手続き、一日で完了

福島・いわき市

桑村さん(中)と談笑する安部県議(右)と小野市議

福島県内全ての警察署と分庁舎で、昨年12月から運転免許証の更新手続きが一日で済むようになった。対象は更新期間を迎えた優良運転者。免許証の郵送交付(有料)を利用することで申請ができる。

「これは本当に助かります」。同県いわき市で運送業に従事する桑村善範さん(67)は、駐車場の一角で顔をほころばせた。これに対し、桑村さんと談笑する公明党の安部泰男県議、小野茂市議が受け返した。「桑村さんの声が県を動かしたんですよ」

福島県の場合、運転免許証の更新は、福島、郡山の両市にある運転免許センターで手続きをすれば原則、即日交付される。しかし、同センターから離れた、いわき市を含む浜通り、会津地方の住民にとっては移動時間や燃料代、高速料金もかかる。桑村さんは即日交付を受けるため同センターへ「片道100キロ近い道のりを1時間半かけて行った」。一方、最寄りの警察署では免許申請と講習を別日で実施していたため、利用者から「二度手間で大変」との声が上がっていた。

「仕事を休めずに『有効期限切れ』になったことがある」。桑村さんは、同じ思いを他の人にもしてほしくないと小野市議に相談。状況を聴いた安部県議は2015年2月定例会を皮切りに、知事要望などを通じて免許更新手続きの簡素化を強く訴えてきた。

県によると、これまでに518人(1月末現在)が警察署で免許証の郵送交付を利用した。

今年8月に更新日を迎えるという桑村さん。「多くの人が助かると思うとうれしい。公明党ありがとう!」と喜んでいた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア