ニュース
大雨被害 復旧へ力を合わせ
五城目町で後片付けに汗流す
秋田・潟上市の党員グループ
五城目町の復旧支援に汗を流した党潟上支部の党員グループ「ど根性ひまわりの会」のメンバーら
今月12、13日を中心に記録的大雨に見舞われた秋田県五城目町では150世帯を超える住宅で浸水被害が発生、今も住民が後片付けに追われている。同町にほど近い潟上市の公明党潟上支部(菅原理恵子支部長=市議)の党員らでつくるボランティアグループ「ど根性ひまわりの会」(鈴木明代表)が24日、復旧支援に駆け付けた。菅原支部長、進藤優子・男鹿市議、畑沢洋子・五城目町議も参加した。
断続的な大雨が今後も予想される中、この日は数少ない晴天日。鈴木代表は「この日がお手伝いできる最大のチャンス」と前日に呼び掛けると9人が集まった。
メンバーは、秋田県社会福祉協議会が開設した災害ボランティアセンターに登録。富津内川の氾濫で全世帯の約2割の住家が水に漬かった富津内地区で、被災住宅の泥のかき出しや災害廃棄物の搬出に汗を流した。
住民の原田啓蔵さん(88)は「こんな初めての被害に驚いている。妻との2人暮らしで、片付けるのに途方に暮れていた中、手伝ってもらい、ありがたい」と感謝していた。
鈴木代表は「これからも党員の皆さんと力を合わせて、地域に貢献する活動を続けたい」と語っていた。