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立党精神貫き政策実現
次の勝利へ地域実績作り
千葉、埼玉夏季研で山口代表
公明党の山口那津男代表は27日、党千葉県本部が千葉市で、同埼玉県本部がさいたま市で開いた夏季議員研修会にそれぞれ出席し、「大衆とともに」の立党精神を貫いて「統一外選挙、来年の統一地方選の勝利へ前進していこう」と呼び掛けた。
党千葉県本部の夏季議員研修会であいさつする山口代表=27日 千葉市
この中で山口代表は、公明党の特長は国と地方のネットワークの力であるとし、党の基盤を強化する上で地方議員の存在が欠かせないと強調。公明党が国民生活に密着した活動を展開する中で「小さな声を聴く力」を磨いてきたと指摘し、「これがあるからこそ、公明党は日本政治の中で、与党の立場でしっかりと仕事をする役割が期待され、政策実現に大きな効果を上げている」と語った。
その上で、公明党議員の姿勢として「団結第一」「大衆直結」「たゆまざる自己研さん」を実践し、「公明党の役割に誇りを持って堂々と訴え、次の戦いを勝利していこう」と力説。さらなる議員力アップのために、地域の実績作りや公明新聞の購読推進などに精力的に取り組んでいくことも訴えた。
千葉県本部の研修会では、平木大作県代表、竹内真二県副代表(ともに参院議員)があいさつ。政策課題やSNSの活用を巡って研さんした。
党埼玉県本部の夏季議員研修会で議員力を磨こうと呼び掛ける山口代表=27日 さいたま市
埼玉県本部の研修会では、西田実仁県代表(参院会長)があいさつしたほか、橋詰昌児県議、亀山恭子所沢市議が意気盛んに活動報告を行った。
議員率先で党勢拡大
北海道夏季研で稲津氏ら
党北海道本部の夏季議員研修会であいさつする稲津道代表=27日 札幌市
公明党北海道本部(代表=稲津久衆院議員)は27日、札幌市内で夏季議員研修会を開催。稲津道代表、佐藤英道衆院議員、若松謙維参院議員が出席し、あいさつした。
稲津道代表は、「団結第一」「大衆直結」「たゆまざる自己研さん」との立党精神が示されてから60年を迎えることを強調。「草創の先輩たちが築き上げた伝統を胸に刻み、議員率先で党勢拡大に挑み続けよう」と訴えた。
研修では、佐藤氏が新型コロナや物価高騰での対応策などを解説。若松氏は、公明新聞の購読推進を呼び掛けた。
このほか、北海道と本州を新たなトンネルで結ぶ「第二青函トンネル構想」に関して、北海道大学公共政策大学院の石井吉春客員教授と、日本プロジェクト産業協議会の松崎成伸氏が講演した。