公明党トップ / ニュース / p254643

ニュース

2022年8月29日

観光地 屋島を活性化

交流施設「やしまーる」オープン

瀬戸内海国立公園に指定されている「屋島」の活性化を図る拠点施設として、高松市が整備を進めていた屋島山上交流拠点施設「やしまーる」が、「瀬戸内国際芸術祭2022」の夏会期(8月5日~9月4日)に合わせてオープンした。公明党の山本博司参院議員がこのほど、同施設を視察し、中條亜希子館長と意見交換した。これには屋島の活性化を推進してきた高松市議会公明党議員会(竹内俊彦会長)のメンバーが同行した。

高松市で山本(博)氏ら視察

中條館長(左端)から説明を受ける山本(博)氏(右から3人目)と市議会公明党のメンバー

「やしまーる」には、屋外広場のほか屋島の地形を生かした全長200メートル、最大高低差3メートルの回廊が設けられ、瀬戸内海の多島美や高松市街地を一望できる展望デッキがある。研修や交流イベントなどに使用できる多目的ホールなどを完備し、クラフトビールが楽しめるカフェも併設されている。

■瀬戸内国際芸術祭、建物自体が作品

また、「やしまーる」の建物自体が瀬戸内国際芸術祭の作品でもある。ガラス張りで開放感のある壁や、高松市で採れる高品質石材の「庵治石」を使用した3万枚の屋根瓦など、デザイン性も重視して設計している。現在は同芸術祭の秋会期(9月26日~11月6日)に向けて、源平合戦をテーマとしたパノラマアート作品の展示室も整備中だ。

市議会公明党議員会は、中村伸一議員が屋島観光の活性化に向けて、2010年3月定例会で市内に点在する文化財などを観光客に伝える「ビジターセンター」の整備を提案するなど、一貫して取り組んできた。

これを受ける形で、11年には屋島に関係する有識者らを集めた「屋島会議」を市の主導で発足。13年には市が「屋島活性化基本構想」を策定し、その中で今回の山上交流拠点施設の整備が盛り込まれた。

中條館長は「イベントなどによる、やしまーる活用方法を模索し、屋島の魅力を発信していきたい」と強調。視察した山本氏は「今後も屋島の活性化を応援していきたい」と語った。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア