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港湾の藻場形成進めよ
ブルーカーボン拡大で要望
斉藤国交相に党プロジェクトチーム
斉藤国交相(中央)に要望書を手渡す横山座長(左隣)ら=25日 国交省
公明党ブルーカーボン利活用推進プロジェクトチーム(PT、座長=横山信一参院議員)は25日、国土交通省に斉藤鉄夫国交相(公明党)を訪ね、海草や海藻などに二酸化炭素(CO2)を吸収・貯留させるブルーカーボンを活用した地球温暖化対策の提言を手渡した。
横山座長らは、港湾を整備する際に干潟や藻場の造成・維持管理を強化し、ブルーカーボンを拡大する取り組みを進めるように強く要望。国や港湾管理者だけでなく、市民団体や漁業関係者などと連携して協働する枠組みの形成を後押しすることも求めた。
斉藤国交相は、港湾整備に際して干潟などを造成することに関して、「既に工事で発生するしゅんせつ土砂などを活用して実施しており、引き続き取り組みを進めていく」と応じた。