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医療などコロナ対策に全力
厚生労働・内閣府副大臣 伊佐進一氏
この人に聞く 公明党の副大臣
――就任の抱負を。
厚生労働行政は国民生活に深く関わり、人類が直面するコロナ禍にも対応する重要な分野です。「大衆福祉」を掲げる公明党の原点をいま一度胸に刻み、一人一人に寄り添う行政に取り組みます。
――担当分野は。
医療と保健、子育て支援です。内閣府での新型コロナワクチン接種担当も兼務します。コロナの感染「第7波」が続く中、地域の医療を支える体制の強化や円滑なワクチン接種を進めるとともに、変異株の特徴に合わせた新しい社会経済活動の仕組み作りに努めます。
――子育て支援では。
子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」が来年4月に設置されることが決定し、子ども政策に光が当たっています。希望する人が安心して子どもを産み育てられる社会の実現をめざし、子育て支援策のさらなる充実や、男女ともに育児と仕事を両立できる環境の整備に力を尽くします。
――他に力を入れたい政策は。
全ての世代が公平に支え合う全世代型社会保障の構築です。世代や多様なライフスタイルの違いを超えて、必要とする人に支援が届く制度を築きます。また、科学技術・イノベーション(技術革新)の分野に長く携わってきた経験を生かし、創薬や革新的な治療の普及、医療、介護のIT化などを精力的に進めます。