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防災・減災対策に重点
2019年度予算案を可決
都議会予算特委で栗林議員が討論
東京都議会の予算特別委員会が26日開かれ、2019年度一般会計予算案など計28議案を賛成多数で可決した。採決に先立ち、公明党の栗林のり子議員が知事提出の全議案に賛成し、自民党と共産党がそれぞれ提出した動議に反対する立場から討論を行った。
栗林議員は予算案について、公明党が推進した防災・減災対策や、「福祉と保健」分野に重点配分する一方、事業評価による財源確保や都債の発行額抑制などで「財政の健全性に配慮がなされている」と強調した。
一方、予算編成替えを求める共産党の動議は、恒常的な施策に必要な財源が示されず、「財政規律など全く念頭にない極めて無責任なウケ狙い」と断じた。