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コロナワクチン そこが知りたい
4回目接種の対象拡大
重症化リスク高い人へのサービスの従事者を追加
医療・介護・障がい福祉など
新型コロナウイルス新規感染者の急増を受け、重症化リスクの高い人が集まる医療機関や高齢者施設などの従事者が、新型コロナワクチン4回目接種の対象に加わりました(7月22日)。具体的には、どのような人が当てはまるのでしょうか。
厚生労働省によると、新たな対象者は「重症化リスクが高い多くの人に対してサービスを提供する従事者」。想定される範囲として、医療分野では医師や病院・診療所職員、薬剤師、救急隊員、保健所職員などを挙げています。
「高齢者施設など」については、介護保険施設や居住系介護サービス、養護老人ホームといった施設とともに、障がい者支援施設なども含まれるとしました。
訪問介護サービスや通所介護サービスの従事者も、重症化リスクが高い多くの高齢者にサービスを提供しているとして、対象になるとの見解を示しています。
実際に4回目接種の対象になるかどうかについて、厚労省は「基本的には実施主体である市町村が判断する」と説明しています。詳細は、お住まいの自治体のホームページや相談窓口などでご確認ください。
4回目接種を受けるには、3回目接種から5カ月以上経過している必要があります。また、60歳以上の人や18歳以上で基礎疾患のある人などは、既に4回目接種の対象となっています。
4回目接種の対象拡大
医療従事者など
※診療科、職種は限定しない
※薬剤師、救急隊員、保健所職員なども含む
高齢者施設などの従事者
※介護保険施設、居住系介護サービス、養護老人ホーム、障がい者支援施設などを想定
※訪問介護・通所介護も含む