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飼料高騰 支援が必要
畜産団体などから要望受ける
山口代表、党長崎県本部
畜産団体と意見を交わす山口代表(奥左から3人目)ら=9日 長崎市
公明党の山口那津男代表は9日、長崎市内で開かれた党長崎県本部(代表=麻生隆県議)主催の政策要望懇談会に出席し、県や各種団体から要望を受けた。秋野公造、河野義博、窪田哲也の各参院議員、党県本部所属の議員が同席した。
このうち県養豚協会の中村臣助会長は、ロシアによるウクライナ危機や円安の影響により、飼料価格が高騰し、生産者の経営が厳しくなっている実情を説明。「このまま飼料価格が高止まりすれば、生産自体が危うくなる」とし、生産者に対する支援策の拡充や、豚熱といった家畜伝染病の防疫体制強化を求めた。
山口代表は、「要望をしっかりと受け止め、政策に反映させていく」と応じ、飼料高騰対策をはじめ必要な支援の充実に全力を挙げる考えを述べた。