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2022年8月6日

公明、被災現場へ急行

住宅浸水、家財失う 
線状降水帯 河川氾濫相次ぐ 
福島、福井県で調査

東北・北陸地方を中心に、3日から複数の線状降水帯が発生し、各地で大雨被害が出ている。氾濫した河川は45、床上浸水した住宅は114棟(5日正午現在)に上る。公明党は4日に「令和4年8月3日からの大雨災害対策本部」(本部長=大口善徳衆院議員)を設置。5日には、国会議員と地方議員が福島、福井県の被災現場へと急行し、住民を見舞うとともに被害状況を調査した。

JR磐越西線の「濁川橋りょう」の崩落現場を調査する(前列左から)若松、庄子の各氏ら=5日 福島・喜多方市

【福島】庄子賢一衆院議員と若松謙維参院議員は、観測史上最大の降水量を記録した福島県喜多方市を緊急視察した。

一行は、同市塩川町で片付け作業に追われる住民を見舞いながら、状況を聴取。津村真由美さんは「泥水が建物に入り込み、股下の高さまで浸水した。家具などの処分に困っている」と話した。

次いで、遠藤忠一市長の案内でJR磐越西線・喜多方―山都間にある阿賀川支流の濁川に架かる「濁川橋りょう」の崩落現場を調査。遠藤市長は「多くの学生やお年寄りが利用する“生活の足”を失った。一日も早く交通手段の代替策を講じてほしい」と述べた。

視察後、庄子、若松の両氏は「党のネットワークを生かし、早期復旧に努める」と語った。

床上浸水に見舞われた家屋を訪れ、被災者の廣田さん夫妻から実情を聴く西本県代表(右端)ら=5日 福井・勝山市

【福井】県嶺北を中心に大きな被害に見舞われた。これを受け西本恵一県代表(県議)は、勝山市に入り、被災者から実情を聴いた。

同市によると、市内を流れる暮見川、野津又川、滝波川、皿川が氾濫し、床上浸水16件、床下浸水26件発生しているという(5日午後2時現在)。西本県代表らは床上浸水に遭った廣田泰則さん(59)、典子さん(62)夫妻の実家など近隣3軒を訪問。泰則さんは「59年この地に住んでいるが、こんな経験は初めて。家財道具は全て処分するしかない」と語っていた。

西本県代表は「早期復旧へ被災ゴミの処分など急ぐ必要がある。激甚化する災害に備え、対策を強化したい」と述べた。

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