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被災地の復興へ全力
砂防ダム建設現場を視察
広島・呉市で石井国交相、下西県議
砂防ダムの建設現場を視察する(左から)石井国交相、下西県議、新原市長=24日 広島・呉市
石井啓一国土交通相(公明党)は24日、昨年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県呉市を訪れ、復旧・復興の進捗状況を視察した。新原芳明市長、公明党の下西ゆきお県議(県議選予定候補)が同行した。
石井国交相らは、土砂崩れが相次いだ同市天応地区で、国直轄の砂防ダム整備が進む現場を調査。この場所は、校庭に大量の土砂や岩などが流れ込んだ天応中学校の裏山で、同校の生徒たちは今も約1キロ離れた天応小学校を間借りして授業を受けている。
国交省中国地方整備局は、2020年3月の砂防ダム完成をめざし、急ピッチで整備を進める。石井国交相は「本格的な復旧・復興に向け、被災者の皆さんに寄り添いながら着実に対策を進めたい」と語った。
また、石井国交相は災害時に冠水したJR呉線・安浦駅の復旧状況も確認した。