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接種証明書のコンビニ交付
マイナカードを活用
厚労省 順次、店舗拡大の方針
スマホ非所有の場合や急きょの書面発行に便利
新型コロナウイルスワクチンの接種証明書が7月26日から、マイナンバーカード(マイナカード)を使ってコンビニで発行できるようになりました。当初は北海道や茨城県、埼玉県にあるセイコーマートなど約1200店舗で始まり、8月17日からは全国のセブン―イレブンにも広がる予定です。
これまで接種証明書はスマートフォン(スマホ)での電子発行か、自治体の窓口や郵送での書面発行のいずれかでした。今回の取り組みによってスマホを持っていない人はもとより、急きょ書面発行したい場合も簡単に取得しやすくなることが期待されます。
コンビニでの発行には、マイナカードとカードの暗証番号(数字4桁)が必要で、店舗に設置されている端末装置(マルチコピー機)を使って手続きを行います。利用可能時間は土日祝日を含めて午前6時30分から午後11時まで。発行手数料は1通120円です。
海外用の接種証明書の発行に当たっては、7月21日以降に政府の接種証明書アプリ、もしくは自治体の窓口で海外用の接種証明書を取得していることなどが条件です。
厚生労働省は今後、接種証明書を発行できるコンビニの店舗を拡大していく方針です。取得する際は事前に厚労省のホームページで、対応している市区町村や店舗を確認してください。