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被爆地から対話広げよ
NPT会議前に市長へ要望
党長崎市議団
田上市長(右から3人目)と核兵器廃絶への取り組みについて意見交換する党市議団=29日 長崎市
公明党長崎市議団(向山宗子団長)は29日、8月1日から米ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議を前に、同会議に出席予定の田上富久市長と市役所内で意見交換した。
席上、向山団長は、田上市長が平和首長会議の代表として、NPT再検討会議のNGOセッションでスピーチすることを踏まえ、「被爆地である長崎から平和への対話を広げ、核保有国と非保有国の橋渡し役を担っていかねばならない」と主張した。田上市長は「核保有国の代表が参加するNPT再検討会議の意義は大きい。平和を希求し、核の脅威を発信し続ける重要性を訴えていく」と語った。