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コラム「北斗七星」
緊張するとドキドキする。体を興奮させる交感神経が働き、心拍数が増えるからだ。この仕組みは「戦うか逃げるか」の場面、例えばクマに出くわしたときに体をフル稼働させるためにある。人前で話すときなどにドキドキするのは、体がそのストレスをクマと勘違いするから。『スゴイカラダ』(北村昌陽著、日経BP社)で知った◆統一地方選勝利をめざし、全国の党員と支持者がドキドキしながら公明党を語っている。愛知のある女性党員は、最激戦区での勝利へ奮闘。そこに知り合いはいないが、わずかなつてをたどり、10人以上に会って公明党を宣伝した。「『どんな出会いがあるかな』と思うと楽しみ。ドキドキというよりワクワクする」と話す◆北斗子は地域の混声合唱団に入って1年余り。有志らによる合唱ボランティアにも最近加わった。その後初めて迎える選挙戦が統一選だ◆人前で歌うのも練習も楽しみだが、先日のボランティアの練習は、行く前からドキドキした。公明党を宣伝しようと決めていたからだ。会場に入ったらすぐ話すつもりが、果たせず。練習中モヤモヤしたが、終了後に話ができた◆支援活動は自分に勝つことから始まる。ドキドキしても闘えばスッキリする。逃げればモヤモヤが続く。自分に勝ち、ワクワクの開票を迎えよう。(直)