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2018年5月14日

コラム「北斗七星」

金は天下の回りものなのか。桂枝雀の落語『高津の富』に、こんなくだりがある。「どこへでも回ってくるのかと思いますと、それが違うのやそうでございます」というのだ◆枝雀によれば、お金の回る道は決まっているらしい。「その道のニヤー(近く)・バイ(そば)にいる人には回ってまいりますが、ファーラウェイ(遠く)にいる者には生涯かかっても回ってこんというのが、このお金というもんでございます」。オチが何とも自虐的でおかしい◆それにしても、最近のお金回りはどうだろう。主な企業はニヤーにいるようだ。東京証券取引所に上場する企業の先週末の決算集計では、2018年3月期の純利益は前の期に比べ25.5%増。片や実質の設備投資は7年連続のプラスで、ロボットや工作機械は空前の活況と聞く◆訪日外国人客の消費も伸びている。昨年の消費総額は過去最高の4兆4162億円。東京に続き、関西でも1兆円を突破。沖縄では5年前の8.5倍に。訪日客が帰国後、日本製品を購入するケースも増え、化粧品輸出は5年連続最高を更新中だ(日経)◆とはいうものの、これらはニヤーの話。ファーラウェイへどう回すのか。「大事を挙ぐる者は必ず人を以て本と為す」(井波律子『三国志名言集』岩波現代文庫)である。公明議員の政策力の発揮どころだろう。(田)

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