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安定した食料供給へ
肥料高騰で農家と意見交換
北海道滝川市で稲津氏
肥料高騰の影響などについて話を聞く稲津氏(中)ら=17日 北海道滝川市
公明党の稲津久衆院議員は17日、北海道滝川市の農家を訪れ、輸入肥料の価格高騰による農業経営への影響などについて意見を交換した。これには、三上裕久市議が同行した。
市内にある約20ヘクタールの耕地でコメや麦類、エゴマなどを栽培している中野義治さんは、地元の畜産農家と連携し、有機肥料を積極的に活用してきたことを強調。その一方、「化学肥料と有機肥料の比率を変えるだけでも、労力や栽培ノウハウが違ってくる」と述べ、助成制度のほか、技術的な情報提供の必要性を訴えた。
稲津氏は、公明党が推進した地方創生臨時交付金を活用し、同市が独自の農家支援策を打ち出したことなどを紹介。その上で、「生産現場をしっかり支え、安定した食料供給につなげていきたい」と話した。