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福祉人材常駐へ増員を
ヤングケアラーの課題聞く
群馬・館林市で福重氏ら
上村校長(右端)から話を聞く(左から)福重氏、堀口党副支部長、平井、向井の両市議
群馬県館林市は本年度、少子化対策、子育て支援を重点施策に位置付け、相談支援体制の強化に取り組む中で、家族の介護や世話を日常的に担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の早期発見に努めている。このほど公明党の福重隆浩衆院議員が、市立第一小学校(上村哲也校長)で関係者から課題を聞いた。これには、向井誠市議のほか、平井玲子市議と堀口きく枝党副支部長(共に市議選予定候補)が同行した。
学校教育課の担当者は、「こども局」の新設などを通じ、ヤングケアラー支援を進めてきたことを説明。上村校長は、「スクールソーシャルワーカーらを増員し、学校に常駐する体制構築を」と要望した。
福重氏は「国、県、市で役割を分担し、子どもたちの笑顔があふれる学校環境をつくれるよう全力で取り組む」と語った。