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「就職氷河期世代」を支援
高齢化踏まえ具体策検討
党委員会が初会合
「就職氷河期世代」の支援強化に向けて初会合を開いた党委員会=19日 衆院第2議員会館
公明党雇用・労働問題対策本部(本部長=山本香苗参院議員)のもとに設置された「就職氷河期世代」支援検討委員会(委員長=中野洋昌衆院議員)は19日、衆院第2議員会館で初会合を開催し、就職時期がバブル崩壊後の不況期と重なった「就職氷河期世代」の支援強化へ、2020年度予算案の編成を見据えて具体策を検討していく方針を確認した。
厚生労働部会(部会長=高木美智代衆院議員)との合同会議として開かれた初会合で中野委員長は、就職氷河期世代が既に30歳代後半から40歳代後半になっていることを踏まえた就労支援のあり方を探る必要性を強調。
80歳代の親が自分の50歳代の子どもの面倒を見る「8050問題」が現実の大きな課題になってくることから「対策を急がねばならない」と述べた。