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手続きしてみよう!マイナポイント第2弾
物価高が進む中、国民一人一人の生活を支援する取り組みにもなる、最大2万円分の「マイナポイント第2弾」が6月30日から全面的にスタートしました。公明党が先の衆院選で掲げた公約が具体化したものです。同制度の概要とともに、ポイント取得の方法などを解説します。
公明が実現、1人最大2万円分もらえる!
マイナポイント第2弾では、マイナンバーカード(マイナカード)の①新規取得で最大5000円分②健康保険証としての利用申し込みで7500円分③公金受取口座の登録で7500円分――の合わせて最大2万円分のポイントが受け取れます。
①は、先行して今年1月から実施され、キャッシュレス決済サービスで買い物やチャージをした場合に利用額の25%のポイントが付与されます。昨年末まで実施されたマイナポイント「第1弾」を上限額まで利用した人は対象外です。②③では、買い物の必要がなく、申し込むだけでポイントがもらえます。
子どものポイント申し込みは、親などの法定代理人が行えます。夫婦と子ども2人の4人家族の場合、最大8万円分受け取れます。
9月末までにカードの交付申請をした人が対象で、ポイントの申し込みは2023年2月末までです。
申し込みの方法
マイナポイントの申し込みは、マイナカードを読み取れるスマートフォン(スマホ)やカードリーダーを接続したパソコン、郵便局や市区町村窓口など全国約7万カ所に設置の手続きスポットで行えます。
必要なものは
手続きには▽マイナカード▽カード交付時に設定した数字4桁のパスワード(暗証番号)▽キャッシュレス決済サービスのID・セキュリティーコード▽本人名義の口座情報――が必要です。
4桁のパスワードを忘れた場合は、市区町村の窓口で再設定できます。
スマホの場合
ここでは、最大2万円分のポイントを受け取るためのスマホでの申し込み方法を解説します。
<ポイントの申し込み>
▼「マイナポイント」のアプリをダウンロード
▼アプリ内の「申込む」を押し、数字4桁のパスワードを入力。マイナカードをスマホに密着させて読み取る
▼ポイント付与のキャンペーン選択画面で全ての項目にチェックを入れる
▼決済サービスを選択し「OK」を押す
▼ID・セキュリティーコードなどの情報を入力
▼申し込み内容を確認し、“マイナポイント”“健康保険証の利用”の規約にそれぞれ同意して申し込みが完了!
<口座情報の登録>
続けて、公金受取口座が未登録の場合は登録を進めます。
▼案内に従って「マイナポータル」のアプリに移動(同アプリが入っていない場合はダウンロード)
▼マイナカード読み取りなどの手順を踏んでログイン
▼口座番号などの情報を入力・確認し、手続きは完了!
申し込みから、ポイント付与までは一定の期間がかかります。
ここに注意!
決済サービスによっては、事前登録や受け取り手続きが必要。各決済サービスについては「マイナポイント事業ホームページ」で紹介されています。
公金受取口座登録は、受け付けから手続き完了まで通常、数日かかります。
同一の決済サービスに複数人のポイントは付きません。子どものポイントは、親名義の決済サービスに付与できますが、別の決済サービスで申し込む必要があります。
口座登録は、子どもであっても「本人名義」の口座が必要です。
困ったら支援窓口の活用を
カード取得のサポートも
区役所に設置されたマイナポイントの支援窓口=6月29日 東京・足立区
全国7万カ所の手続きスポットの中には、一人では手続きが難しい人をサポートするために市区町村などが設置する支援窓口が含まれます。
例えば、東京都足立区では、区役所や商業施設に予約不要の窓口を常設しているほか、地域の学習センターなどに巡回型の窓口も設けています。こうした市区町村の窓口では、「マイナポイントの申し込み」ができます。それに必要となるマイナカードを取得するためのサポートが受けられるところもあります。
マイナカードの申請には、すでに各人に届いている「個人番号カード交付申請書」が必要です。紛失した場合には市区町村の窓口で再取得できます。