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物価高対策の強化へ
土産物、菓子店の影響聴く
福岡で山口代表
橋本社長(右)からコロナ禍や物価高の影響を聴く山口代表=29日 福岡市
公明党の山口那津男代表は29日、福岡市の土産販売店「博多はねや総本家」を訪れ、菓子製造会社「二鶴堂」の橋本由紀子・代表取締役社長、同販売店の今本万博部長からコロナ禍や物価高の影響を聴いた。地元県議、市議が同行した。
橋本社長と今本部長は、コロナ禍で経営が厳しくなった上、ウクライナ情勢に伴い「(同販売店内で製造している)明太子の原材料の調達が困難になっている。小麦など菓子の原料価格の上昇も心配だ」と話した。
一方、野党が主張する時限的な消費税減税について「税率が変わるたびに、システム改修や価格表示の変更など事務負担やコストばかりが増える」と指摘した。
山口代表は「コロナ収束への取り組みや物価高対策の強化を先手、先手で進められるよう全力を尽くす」と語った。