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コラム「北斗七星」
日本各地に生息する野鳥、シジュウカラ。そのシジュウカラが言葉を使ってコミュニケーションしていることを明らかにした研究が、「世界初の証明」と国内外の注目を集めている◆動物行動学者の鈴木俊貴氏は、森の中に設置されたシジュウカラの巣箱を長期にわたり観察。ある日、天敵のヘビが巣箱のひな鳥に近づこうとしている時に、親鳥が普段とは違う鳴き声を発している場面に遭遇した◆鳴き声はヘビを表すシジュウカラの言葉ではないか。観察・実験を重ねた結果、シジュウカラが20以上の単語を持ち、それを組み合わせて意思疎通している事実を立証したのだ◆次元は異なるが、最近、事故多発の交差点に画期的な安全対策を施した公明党の実績に、地域住民が驚く場面に立ち合った。「なぜこんなに早く実現できたのですか」と地元議員に不思議そうに尋ねたのだ。現場の声をもとに国会議員と地方議員が連携プレーで動いた経緯を聞くと、その住民は「チームワークでつながる公明党の実現力はすごい」と得心された◆何かを契機に重大なことに気付く瞬間がある。ネットワークを生かした公明党の政策実現の事例は、枚挙にいとまがない。他党がまねできない魅力を語ろう。(鷲)