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ぜんそくに遠隔医療
三浦氏ら、アレルギーセンター視察
横浜市
中村センター長(右端)からセンターの現状を聞く三浦氏(左端)ら
公明党の三浦のぶひろ参院議員(参院選予定候補=神奈川選挙区、自民党推薦)はこのほど、横浜市の市立みなと赤十字病院を訪れ、アレルギーに関する診療や研究を行うアレルギーセンターを視察した。党横浜市議団の仁田昌寿、福島直子、斉藤伸一の各議員が同行した。
2005年設立の同センターは、主にアレルギーや免疫疾患の診療を手掛けるほか、市民向け講演会、地域の診療所や研究機関などとも連携した治療、研究を推進している。
特に06年から同センターで実施している携帯端末を活用した、ぜんそくの遠隔医療は、定期的に呼吸機能を測定し端末から報告することで、ぜんそくの兆候をつかめることから、通院しなくても医師のアドバイスを受けられる。
視察の中で中村陽一センター長は、「約10年間で遠隔医療の研究データが蓄積できている。こうしたデータを生かし、発展させていきたい」と報告した上で、今後の課題として「市内の診療所との連携強化が重要」と説明した。これに対し三浦氏は、「市、県、国で連携して取り組むべき課題だ。連携が図れるよう後押ししていく」と応じた。