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2022年6月15日

河川氾濫に備え排水ポンプ車

多発する水害の軽減に期待 
山形市

排水ポンプ車について説明を受ける(左から)武田、折原、松田の各議員

山形市に今年4月から排水ポンプ車が配備され、浸水被害の軽減へ期待が高まっている。

導入された新車両には、6台の排水ポンプが設置され、毎分30立方メートルの排水が可能。夜間でも作業できるようLED照明2灯と投光機1基も備え、無給油で連続13時間にわたり稼働できる。購入に当たっては、国の防災・安全交付金を活用した。

公明、よこやま氏ら被害調査し導入推進

同市では「令和元年東日本台風」「令和2年7月豪雨」と2年連続して、1級河川・最上川水系の須川沿岸で住宅や農地への浸水被害が多数発生。「令和2年7月豪雨」に際しては、公明党の、よこやま信一参院議員(参院選予定候補=比例区)が党山形市議団の折原政信、武田新世、松田孝男の各議員と被害状況を調査し、関係機関に再発防止策を求めた。

山形河川国道事務所には4台の排水ポンプ車があるが、同市を含めた14市町からなる村山地区に配備されているのは2台。折原議員は2020年9月定例会で、同市内で起きた水害に迅速に対応できるよう市として排水ポンプ車を導入するよう提案。同年12月には党市議団として、佐藤孝弘市長に対する予算要望で、排水ポンプ車の早期配備を訴えていた。

先日、党市議団は新しい排水ポンプ車が格納されている市内の嶋調整池を訪れ、運用に向けた準備状況を確認した。

市河川整備課の田中一義課長は、須川の水害対策として、下流域から川底に堆積した土砂の撤去を進めていることを説明。その上で「市民の生命と財産を守るため、しっかりと訓練している」と話した。

党市議団のメンバーは「アンダーパスの冠水など、局地的な危険箇所が増えることが予想されている。円滑な運用とポンプ車の台数を増やせるよう取り組みたい」と語っていた。

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