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総当たりで支持拡大を
参院選直前の情勢
大阪選挙区=定数4
4議席目を共産と競る
石川ひろたか 現
自民現は保守層に加え、無党派へも着実に浸透。前回同様トップを走る。維新現の2人は分厚い支持層に乗り優位は動かない。
残り1議席を公明現・石川ひろたかと、共産元が競り合う。政権批判票の受け皿を狙う共産は知名度を武器に街頭活動を強化し、無党派層にも浸透。激しく追い上げる。
石川は保守、無党派層への浸透に力強さを欠き、伸び悩む。激闘を制する反転攻勢が不可欠となっている。
東京選挙区=定数6
予断を許さぬ大混戦に
竹谷とし子 現
定数6を巡り、主要政党が軒並み予定候補者を擁立し大混戦の様相。圧倒的な知名度で支持を広げる、立憲現と自民2(現、新)の3人が大きくリードする。公明現・竹谷とし子は、保守層・無党派層の支持が弱く、共産現、れいわ元、維新新らと僅差で争う。
女性の予定候補者も乱立し、竹谷はこのままでは埋没しかねない。竹谷勝利には、2期12年の豊富な実績を語り、全人脈に総当たりする拡大が急務だ。
比例区 公明、現状600万台
比例区(定数50)で公明党は、特に保守層や無党派層への浸透が大幅に遅れている。現状では目標の「800万票、7議席」に届かず、600万票台で6議席にとどまる見通しとなっている。
自民は、高い内閣支持率を背景に3年前の19議席から上積みを狙う。昨年の衆院選で議席を大きく伸ばした維新は、各紙の世論調査でも軒並み好調で前回よりも伸長する勢い。政権との対立軸を掲げる立憲、野党共闘をアピールする共産、無党派層の取り込みをうかがう国民、れいわも着実に支持層を固めたもよう。政治団体の参政党が初議席を獲得する可能性も。
堅調な自民、勢いを増す維新、政権批判層を取り込む立憲の間で、公明は存在感を発揮できずに埋没している。
劣勢をハネ返すには、他党の追随を許さない公明党の物価高対策をはじめとする豊富な実績、政策実現力を訴え切ることがポイント。7議席獲得をめざし、全国一丸となって全人脈に当たり切り、他党支持層にも攻め込む爆発的な拡大が急務だ。
よこやま信一 現
竹内しんじ 現
上田いさむ 新
熊野せいし 現
谷あい正明 現
くぼたてつや 新
宮崎まさる 現