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参院選5選挙区予定候補が奮闘
命と生活守り抜く
街頭で訴え、自公勝利し安定確保
参院選が迫る中、激戦に挑む兵庫、埼玉、神奈川、愛知、福岡5選挙区の公明党予定候補(いずれも自民党推薦)は4、5日、各地で街頭演説会や時局講演会、被災現場に駆け付け、国民生活を守り抜く決意を語り、奮闘した。
兵庫で伊藤(た)氏
参院選勝利へ決意を語る伊藤(た)氏(右)=4日 兵庫・尼崎市
公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)は4日、兵庫県尼崎市で開かれた街頭演説会に伊佐進一衆院議員と共に出席し、参院選勝利へ力強く決意を訴えた。
伊藤氏は、ヤングケアラー対策の具体化に向けた一つとして、兵庫県内では未設置の不登校特例校の開設に取り組むと主張。「子どもたちの学びたい気持ちを応援する環境づくりに全力で取り組む」と力説した。
伊佐氏は、コロナ禍による日本の失業率は海外に比べ「低く抑えられている」と指摘。その要因として雇用調整助成金の特例措置を挙げ、伊藤氏の国会での訴えが実り、今月末の期限が3カ月延長されたと報告した。
愛知で里見氏
「里見さんに仕事を続けさせてほしい」と支援を呼び掛ける田村前厚労相(右)と里見氏(中)=5日 愛知・蒲郡市
公明党の里見りゅうじ参院議員(参院選予定候補=愛知選挙区)は5日、田村憲久前厚生労働相(自民党)と共に、愛知県の蒲郡市、豊橋市で街頭演説を行った。
蒲郡市で里見氏は「補正予算に1兆円規模の地方創生臨時交付金が盛り込まれた。党のネットワーク力を生かし、自治体ごとに課題対応のため使ってもらっている」と力説。「これからも命と生活を守るために仕事をさせていただきたい」と訴えた。
田村氏は「平和を守るには政治の安定が必要だ。そのために、自公で参院選を勝ち抜かなければならない」と強調。厚労省出身の里見氏について「女性・子どもの福祉の前進に、大きな役割を果たしてきた。何としても勝ってもらいたい」と述べ、支援を呼び掛けた。
福岡であきの氏
国民の命と暮らしを守ると訴える、あきの氏=5日 福岡・川崎町
公明党の、あきの公造参院議員(参院選予定候補=福岡選挙区)は5日、福岡県内2カ所で街頭演説を行い「皆さまのお役に立つため断じて勝ち抜く」と決意を述べた。
このうち川崎町で、あきの氏は、物価高騰への対策として、先月31日に成立した補正予算に言及し、公明党の主張を踏まえ、地方創生臨時交付金が拡充されたことを報告。学校給食費や公共料金の負担軽減など、自治体独自に、さまざまな支援に活用できると強調し、「暮らしを守るため、具体的な提案をしているのが公明党だ」と訴えた。
また、あきの氏は公明党がコロナ治療薬やワクチンの確保を推進してきたと力説。その上で、オミクロン株に対応したワクチン確保も進めていると説明し「今後も対策に力を尽くす」と語った。