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被災農家の再起 後押し
深刻な降ひょう被害を調査
埼玉で西田氏
カボチャ畑で降ひょう被害について聴く西田氏(左から3人目)ら=5日 埼玉・深谷市
公明党埼玉県本部の西田まこと代表(参院会長、参院選予定候補=埼玉選挙区)は5日、同県深谷市を訪れ、2日に県北部などで発生した降ひょうによる農作物被害について調査した。石渡豊、深谷顕史の両県議と三田部恒明市議が同行した。
西田氏らは、市内の六次産業協同組合(持田直光代表理事)の農業者が、夏野菜を生産している畑を相次いで視察した。このうち約40アールのカボチャ畑では、収穫間近だった実などが傷ついており、深刻な被害状況。
同組合の久保田豪専務理事は「手間暇かけて育ててきたが、他の畑も含め収穫できない」と悔しさをにじませた。持田代表理事は、被害を受けた農業者について「収穫物だけでなく、仕事もなくなった」と窮状を説明。再起へナスなどの栽培を新たに始めた農家もあるとする一方、農業生産資材の高騰を課題に挙げた。
西田氏は「県や被害が出ている自治体と連携し、しっかり支援の後押しをしていく」と応じた。