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2022年5月19日

学校給食 ストロー使わず

18区市町村 紙パック牛乳に切り替え 
プラごみ削減へ母親の声カタチに 
東京都

プラスチックごみ(プラごみ)の削減に向け、東京都は4月から、学校給食でプラスチック製のストローを使わずに飲める紙パック入り牛乳への切り替えを進め、都内11区7市町村の公立小中学校で取り入れている。

意見交換会の参加者に紙パック入り牛乳の説明をする伊藤都議(中)、阿久津区議(左)

新たな紙パック入り牛乳は、飲み口に触れず容器を開け、直接飲める仕様。合計約90万人の児童生徒、教員に提供されている。

この実現は、3年前、公明党の伊藤興一都議、阿久津広王・品川区議が、都内で環境問題を自主的に考える母親グループ「エコロ」(通称)の意見交換会に参加したことがきっかけだった。地球温暖化やプラごみによる海洋汚染などの課題を先送りにし、「子どもたちが大人になっても安心して暮らせる地球環境を維持できるのか」。会合参加者からは将来を心配する声が寄せられた。

繰り返し意見交換会に顔を出し、対策を求める母親の声を聞いた伊藤都議は2019年2月の定例会で、学校給食で使い捨てにされるプラスチックストローの削減に向け、都が乳業メーカーなどと連携し、取り組みを開始するよう訴えていた。

伊藤、阿久津の両議員はこのほど、「エコロ」の意見交換会に参加し、都内の一部地域でストローレスの紙パック入り牛乳が提供されていることを報告した。参加者は「小さな声をカタチにしてくれてありがたい。子どもの環境教育にもつながる」と喜んでいた。

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