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「同位元素」国産化を推進
関係機構で強調
あきの、三浦氏
医療用の放射性同位元素(ラジオアイソトープ=RI)であるアクチニウム225の国内製造に関する報告会(主催=一般社団法人日本医用アイソトープ開発準備機構)が23日、参院議員会館で開かれ、RIの国産化を推進してきた公明党のあきの公造(参院選予定候補=福岡選挙区)と三浦のぶひろ(同=神奈川選挙区)の両参院議員があいさつした。
オンラインで参加したあきの氏は、RIの国産化に関して、がん患者団体から要望を受けたことを契機に国に対策を訴えたと力説。その結果、国が、がん医療にRI活用が必要不可欠とし、国内の高速実験炉での製造の可能性を示したことなどを紹介した。
三浦氏は、RIの安定供給に向けて、医療と原子力産業などの医工連携や国の戦略的取り組みを推進したと強調。「命を守る取り組みを全力で後押しする」と述べた。