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4回目接種 対象明確に
ノバ社製の情報提供も
政府に公明が要請
4回目接種の対象者を明確に示すことなどを要請した党対策本部=9日 衆院第2議員会館
公明党新型コロナウイルスワクチン接種対策本部(本部長=石井啓一幹事長)は9日、衆院第2議員会館で、各自治体で5月下旬にも始まる4回目接種の対象者を明確に示すよう政府に要請した。今後、新たに使われる米ノババックス社製ワクチンの有効性と安全性に関する情報提供を急ぐことも求めた。
重症化予防を目的とした4回目接種について厚生労働省は、対象を▽60歳以上▽基礎疾患のある18歳以上▽その他、重症化リスクが高いと医師が認める人――としている。公明側は政府に対し、現場の声を踏まえて「医療や介護の従事者を対象と認めてほしい」と要請し、「医師が認める人」の範囲を明確に示すよう訴えた。
既存のワクチンと異なる技術で作られるノババックス製に関しては、既存品を打てなかった人の期待が集まっていることを踏まえ、早急に副反応などの情報を発信するよう政府に迫った。
さらに、有効期限を迎えたワクチンが廃棄されている現状から、実態を把握した上で対応することも求めた。









