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2022年5月2日

核廃絶への潮流を加速

禁止条約会合、日本も参加を 
NHK番組で山口代表

公明党の山口那津男代表は、1日放送のNHK番組「憲法記念日特集」に与野党6党の党首と共に出演し、日本国憲法が掲げる恒久平和主義や「核兵器のない世界」に向けて日本が果たすべき役割などについて大要、次のような見解を述べた。

【平和主義】

一、(ロシアによるウクライナ侵略について)力による一方的な現状変更は許されない。これを放置すれば国際秩序が崩れてしまう。国連総会でも圧倒的多数の国がロシアの行為を非難している。今こそ日本の平和憲法の考え方、理念を国際社会と共有すべき時だ。

【日本の防衛政策】

一、日米同盟による米国の抑止力、平和安全法制による日米の対処力、日本自身の防衛力をバランスよく備えることが大事だ。外交的な努力も重要になる。アジアには安全保障に関する対話の枠組みが十分ではない。対立しがちな米ロ中を含めて日頃から対話ができ、緊張を緩和して信頼を醸成できる枠組みを整えていくことが重要だ。

「非核三原則」堅持が安保政策の正しい道

【核兵器のない世界】

一、(非核三原則について)中国が核実験を行い、核武装論が声高に言われていた時代、国会での決議を提唱したのは公明党だ。(米国の核兵器を日本が共同運用する)「核共有」は、長年信頼されてきた日本の核廃絶、不拡散に向けた取り組みに不信感が芽生え、核使用のリスクも高まる。三原則を堅持しながら、安全保障を全うしていくことが正しい道だ。

一、唯一の戦争被爆国として、現実的にリードしていく流れをつくり出すことが重要だ。最終的に核兵器禁止条約に参加することを目標に、まずは締約国会合にオブザーバーとして参加する必要がある。核保有国と非保有国との“橋渡し役”を担い、NPT(核兵器不拡散条約)体制の下で核軍縮を進め、核禁条約との差を埋めていく。こうした努力を日本中心に進めていくべきだ。岸田文雄首相が、核保有国を含めた賢人会議の開催を提唱したことには大賛成だ。

【憲法論議のあり方】

一、憲法は過去の悲惨な戦争で多くの命が失われたところから出発し、恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権の3原理を国民が受け入れてきた。課題も出てきているが、こうした憲法の意義を改めて共有すべきだ。国会の憲法審査会では、国民の理解を伴った議論を期待したい。

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