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福知山線脱線事故(兵庫)から17年
中野氏 慰霊施設に献花
風化防ぎ安全文化の醸成誓う
JR史上最悪の犠牲者を出した「JR福知山線脱線事故」から、あす25日で丸17年を迎える。これに先立ち、公明党の中野洋昌衆院議員は23日午前、兵庫県尼崎市久々知3丁目の事故現場に整備された慰霊施設「祈りの杜」の献花台に花を供え、犠牲者の冥福を祈った。
事故は2005年4月25日午前9時18分ごろ発生した。JR福知山線の塚口―尼崎駅間の上り快速電車が速度超過でカーブを曲がりきれず脱線し、線路沿いのマンションに激突。107人が亡くなり、562人が負傷した。
事故発生日に合わせ、25日には3年ぶりに追悼慰霊式が同会場で開催される。献花を終えた中野氏は「安全文化を根付かせ、事故の記憶を風化させないよう引き続き対策を後押ししていく」と語った。