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2019年3月6日

コラム「北斗七星」

「大きな自然災害が相次いだ平成の時代。被災地の現場には必ず、天皇、皇后両陛下のお姿がありました」。施政方針演説で安倍首相が語るのを聞きながら、これまでのニュース報道のテレビ場面が浮かんできた◆そして「現場」という言葉から「知は、現場にある。」という文言を思い出した。手元にある光文社新書のしおりにしたためられていたものだ。同新書は「本質的な課題を打ち破る解決策は、常に現場にある」と創刊されたと聞く◆その、現場を大切にするということでは「荻生徂徠『政談』」(尾藤正英抄訳、講談社)に「諸役人の才徳を見分けること」と題された話がある。江戸時代、重役登用の際の徳川家康の手法を伝えるものだ◆家康は必ず下の者の評判を聞いた、と記されている。同著はまず「誰でも上の者に対しては調子を合わせようとするが、下の者に向かって調子を合わせようとは思わない」とし、次のように続ける◆「下万人の見るところは、いかにしても掩い隠すことのできるものではないから、上へは知れにくくても下へはよく知れる」と。この「下」は「現場」と置き換えてもよいだろう◆現場を大切にするのは公明党の結党以来の伝統である。災害時はもちろんのこと、市民生活の最前線に常に身を置いてきた。それが公明党だ。(六)

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